こんにちは。蒲生東口整骨院です。
この時期特有の血行不良に悩まされる人は少なくありません。暑さによる疲労や冷房による冷えなど、夏ならではの環境が血行不良を引き起こす原因となります。
今回は、「夏に起こりやすい血行不良」についてお話します。
【夏に血行不良が起こる原因】
1. 冷房による冷え
夏はエアコンが欠かせない季節です。長時間冷房の効いた室内にいることで体が冷え、血行が悪くなることがあります。特にオフィスや電車など、冷房が強めに設定されている環境に長時間いると、手足の冷えや肩こり、頭痛などの症状が現れることがあります。
2. 汗による脱水
暑さで大量の汗をかくと、体内の水分とともにミネラルも失われます。これにより血液が濃縮され、血行が悪くなります。脱水症状が進行すると、さらに血流が滞り、頭痛やめまい、疲労感を引き起こすこともあります。
3. 屋内外の温度差
夏は屋内外の温度差が大きくなりがちです。外の暑さから急に冷えた室内に入ると、血管が急激に収縮し、血行が一時的に悪くなることがあります。これが繰り返されることで、慢性的な血行不良に繋がることも少なくありません。
4. 運動不足
暑さを避けるために、夏はどうしても運動量が減りがちです。運動不足になると、全身の血液循環が滞り、血行不良が悪化することがあります。特にデスクワークが多い人や、外出を避ける傾向がある人は、要注意です。
【夏の血行不良を改善する方法】
1. 冷え対策
冷房の効いた室内に長時間いるときは、薄手のカーディガンを羽織る・ひざ掛けを使うなどして冷えを防ぎましょう。
2. こまめな水分補給
夏場は特に水分補給が重要です。喉が渇く前にこまめに水を飲み、必要に応じてスポーツドリンクなどでミネラルを補給しましょう。アルコールやカフェインを多く含む飲み物は、利尿作用があるため、飲み過ぎには注意しましょう。
3. 適度な運動
暑い夏でも、朝晩の涼しい時間帯を利用して軽い運動を行うことで、血行を促進することができます。ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。
4. 温かい飲み物や入浴
冷たい飲み物ばかりではなく、時には温かい飲み物を摂ることで、体を内側から温めましょう。また、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴は、血行を良くし、リラックス効果も得られるため、おすすめです。
夏は血行不良が意外と多く発生する季節ですので、今回紹介した改善方法を意識して、暑さに負けない体づくりをしていきましょう。
