むちうちなら蒲生東口整骨院

仙腸関節とは?

こんにちは。蒲生東口整骨院です。

みなさんは、腰やお尻の奥にある「仙腸関節」をご存じですか?普段はあまり意識されませんが、実は腰痛や骨盤の安定に大きな役割を果たしています。

今回は、「仙腸関節」についてお話します。


仙腸関節の位置と役割

仙腸関節は、背骨の一番下にある「仙骨」と骨盤を構成する「腸骨」をつなぐ関節です。左右に一つずつあり、骨盤の後ろ側に位置しています。関節といっても肩や膝のように大きく動くものではなく、ほんの数ミリ程度しか動きません。

この小さな動きが、実は体の安定に大きく貢献しています。仙腸関節の役割は主に以下の3つです。

  1. 上半身の重さを支える
    背骨を通じて上から伝わる体重を、骨盤や下肢へ分散させる役割を担います。

  2. 衝撃を吸収する
    歩く・走るといった動作で下から伝わる衝撃を吸収し、腰や背骨を守ります。

  3. 骨盤を安定させる
    スポーツ、日常生活の動作において骨盤を安定させる働きを持ちます。

つまり、仙腸関節は「体の土台を支えるクッション」のような存在なのです。


仙腸関節が不調になる原因

仙腸関節はわずかな動きしかありませんが、その動きが乱れることで不調が起こります。代表的な原因は以下の通りです。

  • 長時間の同じ姿勢により、仙腸関節周囲の筋肉が硬くなり、動きに制限が出る

  • 出産により、骨盤が開くことで仙腸関節に負担がかかる

  • 片足重心や足を組む習慣により、骨盤がゆがむ

  • スポーツや重労働により、仙腸関節にストレスが加わる


仙腸関節の不調による症状

仙腸関節に問題が起こると、腰痛とは少し違った特徴的な症状が現れます。

  • 腰の奥深くに痛みを感じる

  • お尻や太ももの付け根にだるさや違和感が出る

  • 長時間座ると痛みが強くなる

  • 片足立ちや階段の上り下りで痛みを感じる

  • 朝起き上がる時に腰や骨盤に痛みが走る

こうした症状は「仙腸関節障害」と呼ばれ、慢性的な腰痛の原因となることもあります。


仙腸関節を守るケア方法

仙腸関節の不調は、日常生活の工夫やセルフケアで予防・改善が可能です。

1. ストレッチで柔軟性を保つ

  • 仰向けで膝を抱え込み、お尻の奥を伸ばす

  • 椅子に座り、片足をもう一方の膝にのせて前屈する

2. 体幹トレーニングで安定させる

  • 仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げ、殿筋を鍛えて骨盤を安定させる

  • 腹横筋を鍛え、仙腸関節にかかる負担を軽減する

3. 姿勢を見直す

  • 長時間の座位では、1時間に一度立ち上がる

  • 足を組む、片足に重心をかける習慣を控える

  • 座るときは骨盤を立てて、背筋をまっすぐに

4. 産後ケアを意識する

産後は骨盤ベルトを活用したり、専門家の指導のもとで骨盤まわりの筋肉を鍛えることが大切です。


仙腸関節は普段あまり注目されない部位ですが、腰痛や骨盤の不安定感に大きく関わっています。ストレッチや体幹トレーニングで関節周囲の筋肉を整え、日常生活の姿勢を見直すことで仙腸関節を守りましょう。

腰痛や腰のだるさにお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽に蒲生東口整骨院へお越しください。

[ 2025年9月20日 ]

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