こんにちは。蒲生東口整骨院です。
血行不良とは、体内の血液の流れが滞り、必要な酸素や栄養が全身にうまく行き渡らない状態を指します。血液は私たちの生命活動を支える重要な役割を持ち、筋肉や臓器、皮膚まで酸素や栄養を届け、老廃物を回収する“配送と回収”の働きを担っています。そのため、血行不良になると肩こりや冷え、むくみ、疲労感、肌荒れなど、さまざまな不調が現れやすくなります。
今回は、「血行不良」についてお話します。
血行不良の主な原因はさまざまありますが、以下に代表的なものを紹介します。
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運動不足:長時間の同じ姿勢は、筋肉の収縮を減らし、血液を心臓に戻すポンプ機能を低下させます。その結果、下半身の血流が滞りやすくなります。
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冷え:夏の冷房や冬の寒さなどで人間の身体は冷えてしまいます。その結果、血管が収縮してし、血流が悪化します。
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ストレス:精神的ストレスは自律神経のバランスを崩し、交感神経が優位になることで血管が収縮し、血行が悪くなります。
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生活習慣の乱れ:睡眠不足や偏った食事などは血液の質や流れに影響を与えます。
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加齢:年齢とともに血管が硬くなると、血流が不足することがあります。
血行不良を放置してしまうとどうなってしまうのでしょうか?
血行不良が慢性化するとさまざまな健康リスクを引き起こします。例えば、肩こりや腰痛の悪化・免疫力の低下・動脈硬化の進行・心臓病や脳梗塞のリスク増加などが挙げられます
私たちの身体に悪影響を及ぼす「血行不良」を改善する方法はあるのでしょうか?
1.こまめな運動を取り入れる
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デスクワーク中は1時間に1回、立ち上がって軽くストレッチをする
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ウォーキングや軽いジョギングで下半身の筋肉を動かす
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特に、第二の心臓と呼ばれている「ふくらはぎ」を動かすことを意識しましょう。
2.体を温める
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入浴はシャワーだけで済まさず、ぬるめのお湯に10〜15分浸かる
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腹巻きやレッグウォーマーで下半身を冷やさない
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温かい飲み物や生姜などの暖かい食材を積極的に摂取する
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3.食生活の改善
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ビタミンEやポリフェノールは血流改善に効果的なため、積極的に摂取する
塩分や脂質の摂りすぎは血管への負担になるため注意しましょう。
4.ストレスのコントロール
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深呼吸や瞑想で自律神経を整える
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趣味や運動で気分転換をする
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5.マッサージやツボ押し
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足裏やふくらはぎ、手のひらを軽くマッサージする
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冷えに効果のあるツボを押す
血行改善のために意識したいこと
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日々の積み重ねが大切です
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医療機関での相談も有効です
血行不良は、放置してしまうと日常生活の質を下げ、将来的な病気のリスクを高めてしまいます。生活習慣の改善を意識することで、血流は少しずつ改善していきます。今日からできることを実践していきましょう。
お身体の不調にお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽に蒲生東口整骨院へお問い合わせください。