こんにちは。蒲生東口整骨院です。
現代社会では、「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」といった悩みを抱えている人が増えています。睡眠は心身の回復に欠かせない時間ですが、不眠が続くと身体の疲労だけでなく、自律神経やホルモンバランスにも影響を及ぼします。
今回は、「不眠の原因と改善」についてお話します。
■ 不眠の主な原因
不眠の原因はひとつではありません。
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心の緊張やストレス
仕事や人間関係などのストレスにより、脳や神経が興奮状態のまま眠りにつけないことがあります。 -
身体の不調や痛み
肩こりや腰痛、首こりなどがあると、寝返りのたびに痛みや違和感を感じて眠りが浅くなります。 -
生活リズムの乱れ
夜遅くまで明るい照明の下で過ごしたり、寝る直前までテレビやスマホを見たりすると、脳が昼間と勘違いし、睡眠の質を下げる原因になります。
■ 不眠がもたらす影響
睡眠不足が続くと、集中力や判断力の低下、疲労感の増加、免疫力の低下など、心身に様々な影響が現れます。
特に注意したいのは、自律神経の乱れです。自律神経は「活動の神経」と「休息の神経」のバランスで成り立っていますが、不眠が続くとこのバランスが崩れ、日中に倦怠感や頭痛、めまい、動悸などを感じることもあります。
また、ホルモンの分泌リズムも乱れ、肌荒れや代謝の低下、太りやすくなるといった美容・健康面への悪影響も無視できません。
■ 睡眠の質を高めるための習慣
不眠を改善するには、まず生活習慣を見直すことが大切です!
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寝る前1時間は「リラックスタイム」にする
照明を少し落とし、スマホやテレビから離れましょう。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。 -
寝室環境を整える
寝具の硬さや枕の高さ、室温・湿度を見直しましょう。自然な寝姿勢が取れる枕に変えるだけでも眠りの質が変わります。 -
朝日を浴びる
朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜になると自然に眠気が訪れるリズムを作ることができます。 -
軽いストレッチや深呼吸を取り入れる
寝る前に首や肩、背中を軽く動かして筋肉の緊張をほぐすことで、体がリラックスしやすくなります。
慢性的な不眠の背景には、筋肉のこりや体のゆがみが関係しているケースも少なくありません。特に首・肩・背中の筋肉が緊張していると、血流が悪化し自律神経が乱れやすくなります。
不眠は「心の問題」だけではなく、「体の問題」や「生活リズムの乱れ」も深く関係しています。一晩ぐっすり眠れるだけで、体も心も驚くほど軽くなるものです。
まずは生活習慣の見直しと身体のケアから始めてみましょう。
当院では、日常生活でできるストレッチも紹介しています。不眠にお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽に蒲生東口整骨院へお問い合わせください。