むちうちなら蒲生東口整骨院

筋肉の付着部について

こんにちは。蒲生東口整骨院です。

私たちの体は、600以上の筋肉によって支えられ、動かされています。筋肉は、骨と骨をつなぐ役割を持ち、関節の動きをコントロールする重要な存在です。その筋肉が骨にしっかりと働きかけるためには、「付着部」と呼ばれる部分が欠かせません。

今回は、「筋肉の付着部の重要性」についてお話します。


筋肉の付着部とは?

筋肉は大きく「起始」と「停止」という2つの付着部を持っています。

  • 起始:体幹側もしくは動きにくい安定した骨に付着する部分

  • 停止:末梢側もしくは動きやすい骨に付着する部分

筋肉は、収縮すると起始と停止を近づけるように働きます。

たとえば、上腕二頭筋は肩甲骨に起始を持ち、前腕の橈骨に停止を持ちます。筋肉が収縮すると前腕が持ち上がり、肘を曲げる動きが生まれるのです。このように筋肉の付着部は、運動を生み出すための支点であり、力を伝える中継地点でもあります。


力学的な役割

筋肉の付着部は、「てこの原理」を実現するための重要な位置にあります。てこには支点・力点・作用点がありますが、筋肉の付着部はこの中で力点にあたり、骨や関節に効率よく力を伝える役割を果たします。


付着部のトラブルと症状

筋肉の付着部は、強い力が集中しやすいため、障害が起きやすい部分でもあります。スポーツや繰り返し動作により付着部が過度に引っ張られて炎症を起こす状態です。

  • テニス肘:前腕伸筋群の付着部に炎症が起こる

  • アキレス腱付着部炎:ふくらはぎの筋肉が踵骨に付着する部分に炎症が起こる

  • 膝蓋腱炎:大腿四頭筋の力が膝蓋骨を介して脛骨に伝わる部分で炎症が起こる


リハビリ・トレーニングでの視点

付着部を守り、健康的に筋肉を働かせるためには、筋肉全体だけでなく「付着部への負担」を考えたアプローチが大切です。

  1. ストレッチ
    筋肉の柔軟性が不足すると付着部に過剰な牽引力がかかります。適度なストレッチで筋肉全体の長さを保つことは、付着部の保護につながります。

  2. 筋力トレーニング
    弱い筋肉は付着部に不均衡な負担を与えます。例えば大腿四頭筋が弱いと、膝蓋腱に負担が集中しやすくなります。バランスよく筋力を鍛えることが大切です。

  3. フォームの改善
    スポーツ動作や日常生活での姿勢が悪いと、特定の付着部に繰り返しストレスが加わります。正しいフォームを意識することが、障害予防に直結します。


筋肉の付着部は、私たちの体を動かすうえで欠かせない接点です。そこがあるからこそ、筋肉の力が骨に伝わり、関節が動き、日常生活やスポーツの動作が可能になります。

付着部を意識したトレーニングやケアを行うことで、障害を防ぎ、より効率的な動きを実現させましょう。

お身体の不調にお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に蒲生東口整骨院へお越しください。

[ 2025年9月13日 ]

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