こんにちは。蒲生東口整骨院です。
11月まで暖かい日が多かったですが、12月も後半になると、気温が一段と下がり寒い日が多くなってきましたね。インフルエンザや風邪などで体調を崩す方も多くみられます。また、この時期に注意が必要なのが「ぎっくり腰」です。突然の激しい腰の痛みで動けなくなるこの症状は、冷え込みや疲労が原因で起こることが多いとされています。
今回は、「12月の寒い季節に多発するぎっくり腰」についてお話します。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は「急性腰痛症」と呼ばれ、腰の筋肉や関節、靭帯に急激な負荷がかかることで起こる炎症や損傷です。その痛みは激烈で、日常動作ができなくなるほどの症状を引き起こします。特に、12月は気温が下がり体が冷えることで、筋肉や関節の柔軟性が低下し、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
12月にぎっくり腰が多い理由・・・
- 寒さによる筋肉の硬直
寒さにより、筋肉が緊張すると柔軟性が低下し、ちょっとした動きで筋肉や関節に負担がかかりやすくなります。 - 運動不足
気温が低いと屋外での活動が減り、運動不足になりがちです。筋力が低下すると、腰を支える力が弱まり、ぎっくり腰のリスクが高まります。 - 年末の忙しさ
大掃除や買い物などで体を酷使したり、重いものを持ち上げたりすると、腰に過剰な負担がかかってしまい、発症の原因になります。 - 冷えによる血行不良
冷えた環境では血流が悪化し、筋肉が硬くなり、痛みを感じやすい状態を作り出します。
ぎっくり腰の予防方法
- 適切な防寒対策
腰を冷やさないことが重要です。腹巻きや、カイロを使用することで筋肉の柔軟性を保ちます。 - 日常的なストレッチ
腰回りや背中の筋肉を伸ばすストレッチを習慣化することで、筋肉の柔軟性を高め、ぎっくり腰のリスクを軽減します。特に朝晩のストレッチが効果的です。 - 正しい持ち上げ方
重い荷物を持つ際は、腰に直接負担をかける動作を避けるために、腰ではなく膝を曲げて持ち上げるようにしましょう。 - 適度な運動
ウォーキングや軽いエクササイズを日常に取り入れることで、筋力を維持し、腰をサポートする力を高めます。 - 生活リズムの見直し
忙しい年末でも十分な睡眠を取り、疲労を溜めないよう心がけましょう。過労は筋肉の緊張を高める一因です。
もしぎっくり腰になった場合は、適切な対処をすることで痛みを軽減し、回復を早めましょう。
- 安静にする
無理に動こうとせず、楽な姿勢で安静にしましょう。仰向けになり、膝を軽く曲げた状態が最も腰に負担がかからない姿勢です。 - 温める・冷やす
発症直後は炎症を抑えるためにアイスパックで冷やすのが有効です。2~3日後からは、ホットパックや入浴で腰を温め、血流を促進します。 - 専門家に相談
症状がひどい場合は、専門家に診てもらいましょう。
ぎっくり腰は、適切な防寒対策や日常的なケアを行うことで、リスクを大幅に軽減することができます。冬の寒さに負けず、腰を守りながら健やかな年末を迎えましょう!
腰痛にお悩みの方は、是非当院へお越しください。