こんにちは。蒲生東口整骨院です。
朝起きたとき、椅子から立ち上がるとき、重いものを持ち上げたとき、「腰が痛い」と感じることはありませんか?実は、日本人の約8割が一生のうち一度は腰痛を経験すると言われています。軽い違和感から日常生活に支障をきたすような痛みまで、その症状はさまざまです。
今回は、「腰痛の原因と自宅でできる対策方法」についてお話しします。
腰痛の主な原因とは?
腰痛の原因はひとつではありません。いくつか代表的なものをご紹介します。
1. 筋肉疲労や姿勢の悪さ
デスクワークや長時間の立ち仕事によって、同じ姿勢を続けていると、腰周辺の筋肉が疲労し、血行も悪くなります。これが痛みの原因となることが多いです。特に、猫背や前かがみの姿勢がクセになっている人は要注意です。
2. 加齢や運動不足による筋力低下
年齢とともに筋肉は衰えます。特に、体幹の筋力が落ちると、腰椎への負担が増し、慢性的な腰痛の原因になります。また、運動不足で筋肉の柔軟性が失われると、ぎっくり腰など急性の痛みを引き起こすこともあります。
3. 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患
突然の激痛や足のしびれを伴う場合は、病気が原因の可能性があります。これらは専門医の診断が必要で、放置すると悪化することもあります。
今日からできる腰痛対策とは?
腰痛の予防と改善には、日々のちょっとした習慣が効果的です。
● 正しい姿勢を意識する
座るときは、背筋を伸ばし、骨盤を立てるように意識しましょう。椅子の奥までしっかり座り、背もたれと腰の間にクッションを挟むのもおすすめです。
● ストレッチや軽い運動を取り入れる
朝起きたときや長時間同じ姿勢が続いたときは、簡単なストレッチで筋肉をほぐしましょう。ヨガやピラティスなども体幹を鍛えるのに有効です。激しい運動ではなく、続けられる軽めの運動がポイントです。
● 冷え対策をする
腰周辺が冷えると筋肉が固まりやすくなり、痛みにつながります。冬場だけでなく、夏でも冷房の効いた室内では腹巻きやブランケットなどで腰を温める工夫をしましょう。
● 睡眠環境を見直す
柔らかすぎるマットレスは腰が沈み込み、負担をかけてしまいます。適度な硬さのある寝具を選び、仰向けで寝るときは膝の下にクッションを入れると腰が楽になります。
「腰痛」を軽く考えるのはやめましょう。痛みが長引く場合や日常生活に支障が出ている場合は、整形外科や整骨院に相談しましょう。
腰痛は、日常の些細なクセや習慣が積み重なって起こることが多いです。逆に言えば、ちょっとした意識とケアで予防・改善が可能です。「いつものこと」と我慢せず、自分の体と丁寧に向き合っていくことが大切です。
腰痛でお悩みの方は、是非お気軽に蒲生東口整骨院へお越しください。