こんにちは。蒲生東口整骨院です。
みなさんは、スポーツ中に怪我をしたことはありますか?今回は、怪我の中でも「肉離れ」についてお話します。
肉離れとは、筋肉が過度に伸ばされることによって発生する損傷のひとつです。特に、スポーツをしている最中や急な動作をした際に起こりやすく、主に太ももやふくらはぎなどの筋肉に発生します。
肉離れは、主に以下のような原因で発生します。
- 急激な動作
- 短距離走やジャンプ動作、急停止・急発進を伴うスポーツ(サッカー、バスケットボールなど)で特に多く見られます。
- 筋肉の柔軟性不足
- ウォームアップやストレッチを十分に行わずに運動を始めると、筋肉が硬い状態のままで急激な負荷がかかりやすくなります。
- 筋力不足
- 筋肉の強度が不足していると、運動時に必要な力を発揮できずに筋線維が損傷しやすくなります。
- 疲労の蓄積
- 長時間の運動や繰り返しの動作により筋肉が疲労し、柔軟性や収縮力が低下して肉離れを引き起こす可能性があります。
- 不適切なフォームや動作
- 無理な姿勢や誤った運動フォームで負荷が偏ると、一部の筋肉に過度なストレスがかかりやすくなります。
肉離れは、その程度によって症状が異なります。一般的には以下のような特徴があります。
- 軽度(1度)
- 軽い痛みがあり、運動は可能だが違和感を感じる
- 中程度(2度)
- 筋肉に部分的な断裂があり、腫れや内出血が見られ、歩行が困難になる
- 重度(3度)
- 筋肉の完全断裂が起こり、強い痛みとともに歩行不能となる、手術が必要な場合もある
肉離れを起こした場合、できるだけ早く適切な処置を行うことが回復を早める鍵となります。基本的には、「RICE処置」を行いましょう。
- Rest(安静)
- 損傷した部位に負担をかけないよう、運動を中止し安静にする
- Ice(冷却)
- 氷や冷却パックを使用して、15~20分程度患部を冷やす
- Compression(圧迫)
- テーピングや包帯で適度に圧迫し、内出血や腫れを防ぐ
- Elevation(挙上)
- 患部を心臓より高い位置に上げ、血流を抑えて腫れを軽減する
肉離れの治療とリハビリ
肉離れの治療期間は軽度なら1~2週間、中程度なら3~6週間、重度の場合は手術を含めて数ヶ月かかることもあります。
1. 初期(発症~数日間)
- RICE処置を徹底し、患部の安静を保つ。
- 無理に動かさず、必要に応じて痛み止めを使用する。
2. 回復期(1~2週間後)
- 軽いストレッチやマッサージを行い、徐々に血流を促進。
- 電気治療や超音波治療を取り入れることも有効。
3. リハビリ期(3週間以降)
- 軽い筋力トレーニングを開始し、徐々に負荷を増やしていく。
- スポーツ復帰に向けた動作確認やフォームの見直しを行う。
肉離れの予防方法
- 十分なウォームアップとクールダウン
- 運動前後にしっかりとストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高める。
- 適切な筋力トレーニング
- 下半身を中心に筋力を強化し、負担を分散させる。
- 正しいフォームの習得
- スポーツにおいて適切な動作を身につけ、無理な負担を避ける。
- 適切な栄養と休養
- バランスの取れた食事と十分な休息を確保し、筋肉の回復を促す。
- 適切なシューズの選択
- クッション性の高いシューズを使用し、足への衝撃を和らげる。
肉離れはスポーツをする人にとって避けられないリスクの一つですが、適切な予防策を講じることで発生リスクを大幅に減らすことができます。また、万が一発症した場合も、早期の対応と適切なリハビリによって早い回復が期待できます。日頃から筋肉のケアを心がけ、健康的にスポーツを楽しみましょう!