こんにちは。蒲生東口整骨院です。
日常生活やスポーツ中に、足首をひねってしまい「捻挫」をした経験がある人は多いのではないでしょうか?捻挫は軽く見られがちですが、適切な処置を怠ると痛みが長引いてしまったり、関節の不安定さを引き起こすことがあります。
今回は、「捻挫の原因や対処法など」についてお話します。
「捻挫」とは?
捻挫とは、関節に過度な負荷がかかることで靭帯が伸びたり、部分的に損傷したりする怪我のことを言います。最も一般的でみなさんも知っているのが、足首の捻挫です。しかし、手首や膝など、他の関節でも捻挫は発生することがあります。
一般的に「軽度・中度・重度」の3つのレベルに分類されます。
- 軽度(1度):靭帯がわずかに伸びた状態で、腫れや軽い痛みを伴いますが、歩行は可能です。数日から1週間ほどで痛みが和らぎます。
- 中度(2度):靭帯が部分的に断裂し、腫れや内出血が見られ、歩行が困難になることがあります。回復には数週間かかります。
- 重度(3度):靭帯が完全に断裂し、関節が不安定な状態となります。手術が必要となる場合もあります。
捻挫の原因はさまざまありますが、主に以下のような状況で発生しやすいです。
- スポーツ時の動作
- 急な方向転換やジャンプの着地時に足をひねる
- 相手選手との接触による転倒
- 日常生活での不注意
- 段差につまずいたり、滑ったりする
- 高いヒールや不安定な靴を履いているときにバランスを崩す
- 筋力の低下や疲労
- 足首周りの筋力低下により、関節の安定性が失われる
- 疲労がたまっていると、反応が鈍くなり、転倒しやすくなる
もし、捻挫をしてしまったときは、できるだけ早く適切な応急処置を行うことが大切です。基本的には「RICE処置」と呼ばれる方法を行うことを推奨します。
- Rest(安静)
- ケガをした部位をできるだけ動かさず、負担をかけないようにする
- Ice(冷却)
- 氷や冷却パックをタオルで包み、患部に15~20分程度当てる
- 1時間おきに繰り返すことで、腫れや炎症を抑える
- Compression(圧迫)
- 弾性包帯やテーピングで適度に圧迫し、腫れを抑える(ただし、締めすぎると血流を妨げる恐れがあるため注意しましょう)
- Elevation(挙上)
- 足を心臓より高い位置に上げ、血流を促進して腫れを軽減する
この処置を行うことで、回復を早めることができます。痛みがひどい場合や腫れが改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
中等度以上の場合は、病院でサポーターやテーピング、場合によってはギプスで固定してもらい、炎症を抑える薬を処方されることもあります。
また、捻挫後に再発しないように、適切なリハビリを行うことが重要です。
- 可動域改善:痛みが引いたら、ゆっくりと足首を回すなどの軽い運動を行いましょう。
- 筋力トレーニング:足首やふくらはぎの筋力を鍛えることで、再発を防ぎましょう。
- バランストレーニング:片足立ちなどでバランス感覚を鍛え、足首の安定性を向上させましょう。
捻挫を防ぐためには、日頃から関節の柔軟性を高め、筋力を維持することが大切です。具体的には、以下のような予防策を実践するとよいでしょう。
- スポーツを始める前に、しっかりと準備運動を行い、関節の柔軟性を高める。
- 足にフィットした滑りにくい靴を選び、捻挫のリスクを減らす。
- 足首周りの筋力を鍛えることで、関節の安定性を高める。
- 疲れているときや体調がすぐれないときは、無理に運動することを控える。
捻挫は誰にでも起こりうるケガです。しかし、適切な処置を行うことで回復を早めることができます。また、予防策を行うことで、捻挫のリスクを大幅に減らすことができます。
万が一捻挫してしまった場合は、必要に応じて医療機関を受診してください。