こんにちは。蒲生東口整骨院です。
3月になりましたが、関東でも雪が降り、寒い日も続いていますね。寒い日に注意しなければならないのが「ぎっくり腰」です。
今回は、そんな寒い日に多く見られる「ぎっくり腰」についてお話します。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は、突然の強い腰の痛みを引き起こす急性腰痛症のひとつです。多くの場合、重い物を持ち上げたり、急な動きをしたときに発症します。特に中高年に多い症状であり、若い人でも発症する可能性があります。
ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 筋肉や靭帯の損傷:急な動作や無理な姿勢で、腰の筋肉や靭帯に過度な負担がかかることで発症します。
- 椎間板のトラブル:加齢や過度の負担によって、椎間板に微細な損傷が生じ、急激な痛みを引き起こすことがあります。
- 姿勢の悪さ:長時間のデスクワークや猫背など、日常生活での不良姿勢が蓄積し、ある日突然ぎっくり腰を引き起こすことがあります。
- 筋力低下:腹筋や背筋などの体幹の筋力が低下していると、腰に負担がかかりやすくなります。
ぎっくり腰の症状とは?
- 突然の鋭い痛み
- 立ち上がることが困難
- 腰を動かすと強い痛み
- 前かがみや後ろに反る動作ができない
- 軽いしびれを伴うこともある
ぎっくり腰は、基本的に数日から数週間で自然に回復することが多いです。しかし、痛みが長引く場合や、脚のしびれ・麻痺を伴う場合は、椎間板ヘルニアなどの可能性もあるため、専門医の診察を受けることが重要です。
ぎっくり腰になったときの対処法とは?
もし、ぎっくり腰になってしまった場合、以下の方法で対処すると痛みが和らぐことがあります。
- 安静にする
- 無理に動かさず、痛みが落ち着くまで楽な姿勢で安静にしましょう。
- 過度な安静は逆効果になることがあるため、注意しましょう。
- 痛みが和らいだら少しずつ動きましょう。
- 冷やす or 温める
- 急性期は、炎症を抑えるために氷や冷湿布で冷やしましょう。
- 血行を促進するために温めると回復が早くなります。
- コルセットやサポーターを活用する
- コルセットやサポーターを使用すると、負担が軽減されて痛みが和らぎます。
- 痛み止めを使用する
- 市販の鎮痛剤や湿布を使うことで、一時的に痛みを和らげることができます。
ぎっくり腰の予防法とは?
ぎっくり腰を予防するためには、日頃から腰に負担をかけないようにすることが大切です。
- 正しい姿勢を意識する
- 座るときは背筋を伸ばし、猫背にならないようにしましょう。
- 重い物を持ち上げるときは、膝を曲げて腰に負担がかからないようにしましょう。
- 適度な運動をする
- 腹筋や背筋を鍛えることで、腰への負担を軽減しましょう。
- ウォーキングやストレッチなど、無理のない運動を習慣化させましょう。
- ストレッチを行う
- 腰回りの筋肉を柔らかくするために、定期的にストレッチを行いましょう。
- 股関節や太ももの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
- 体重管理をする
- 体重が増えると腰への負担が大きくなるため、適正体重を維持しましょう。
ぎっくり腰は、突然発症し強い痛みを伴います。しかし、適切な対処をすれば数日から数週間で回復することがほとんどです。
普段から正しい姿勢を意識し、適度な運動を心がけることでぎっくり腰を予防しましょう。
腰の痛みや違和感にお悩みの方は、お気軽に蒲生東口整骨院へお越しください。