こんにちは。蒲生東口整骨院です。
暖かい日も多くなり過ごしやすい季節に思えますが、実は体調を崩す人が急増する時期でもあります。新生活の疲れや気候の変化が影響し、「なんかだるい」「やる気が出ない」と感じる人が多いのも特徴です。
今回は、「5月に多い体調不良の原因や症状、対策」についてお話します。
5月に体調不良が起きやすい理由
まず注目したいのが、「5月病」と呼ばれる心身の不調です。4月に新年度が始まり、進学・就職などで生活が一変する人が多いです。新しい環境に適応しようと緊張状態が続く中で、ゴールデンウィークを迎えると急に気が緩み、それまでのストレスや疲労が一気に表面化します。これが、いわゆる「5月病」の原因です。
また、5月は昼と夜の寒暖差が大きいために体温調節がうまくいかず自律神経が乱れやすい時期でもあります。天候も不安定で、急な雨や気圧の変化が続くと、頭痛や倦怠感といった不調が出やすくなります。
5月にみられる体調不良には、次のようなものがあります。
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倦怠感・疲労感
何をしても疲れが取れず、体が重く感じることがあります。これは、精神的なストレスと肉体的な疲労が同時に影響しているケースが多いです。 -
やる気の低下・無気力
朝起きても「やる気が起きない」と感じる場合、心のエネルギーが消耗しているサインかもしれません。 -
睡眠トラブル
なかなか眠れない、逆に眠っても寝た気がしないなど、睡眠の質が低下する人も少なくありません。 -
胃腸の不調
ストレスや生活リズムの乱れから、食欲不振や胃痛、下痢などの消化器系のトラブルも出やすくなります。
5月の体調不良を対処するためには、心と体の両面からケアをすることが大切です。
1. 規則正しい生活を心がける
毎日同じ時間に起きる・3食しっかりとることで体内時計を整えましょう。特に、朝日を浴びることは自律神経のバランスを取る上で効果的です。
2. 適度な運動を取り入れる
ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで気分転換になり、血流も改善されます。
3. ストレスをためない工夫をする
趣味の時間をつくったり、好きな音楽を聴いたりと、リラックをすることが大切です。無理に頑張りすぎるのは避けましょう。
4. 周囲とコミュニケーションを取る
心が疲れていると感じたら、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。気持ちは軽くなります。
5月は、気候や生活の変化が心身に不調を与える時期です。無理をせず、自分のペースで日々を過ごし、必要に応じて専門機関に相談することも大切です。身体の状態をしっかり整えて、元気な毎日を過ごしましょう。
お身体の状態にお悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。