こんにちは。蒲生東口整骨院です。
О脚とは、両膝を揃えて立ったときに膝と膝の間が開き、アルファベットの「О」のような形になる脚の状態を指します。見た目だけでなく、О脚は膝や股関節への負担が増し、将来的に膝痛や腰痛、歩行のバランスの乱れなど、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
今回は、「О脚」についてお話します。
О脚の原因
- 筋肉のアンバランス
О脚は、太ももや股関節周りの筋肉が均等に発達していない場合に起こりやすいです。特に、内もも(内転筋)の筋力が不足すると、膝が外側に広がりやすくなりО脚の形状が助長されます。 - 姿勢の悪さ
日常生活での姿勢もО脚を引き起こします。例えば、片足重心や座るときの横座りなど、偏った姿勢は骨盤や膝に影響を与え、徐々にО脚へと変形していくことがあります。 - 運動不足や加齢
運動不足により筋肉が弱くなると、脚を支える力が減少し、О脚のリスクが高まります。また、加齢によって骨密度が低下し、関節のクッションとなる軟骨がすり減ることでО脚が進行することもあります。
О脚が引き起こすリスク
О脚を放置しておくと、以下のようなリスクが高まることが知られています。
- 膝痛や変形性膝関節症
О脚は膝関節の外側に負担がかかりやすく、軟骨が摩耗しやすくなります。その結果、膝の痛みや変形性膝関節症を引き起こすことがあります。 - 腰痛
О脚の状態は体の重心を乱し、バランスを保とうとすることで腰にも負担がかかります。これが原因で腰痛に繋がるケースも少なくありません。 - 歩行障害
О脚が進行すると歩き方にも影響を及ぼし、歩行障害が生じることがあります。特に長時間歩いたり立ち続けることが困難になることもあります。
О脚の改善方法
О脚は、適切なエクササイズや生活習慣の見直しで改善が期待できます。以下の改善方法を試してみましょう。
- 内転筋エクササイズ
内ももを鍛えることで、膝が外側に開くのを防ぎます。床に横向きに寝転がり、片足を上げて内ももを意識して引き締めるような運動が効果的です。 - スクワット
О脚改善には、正しいフォームでのスクワットも効果的です。足を肩幅に開き、膝が外に広がらないよう意識しながらスクワットすることで、脚全体の筋力が鍛えられます。 - ストレッチ
ふくらはぎや太ももの外側をストレッチすることで、筋肉の柔軟性を高めます。日常的に行うことで脚のバランスが改善されやすくなります。 - 正しい歩き方の意識
歩くときは、膝が外に開かないように意識することが重要です。内ももに力を入れ、真っ直ぐ歩くことを意識すると、О脚の予防に繋がります。 - 整骨院での矯正治療
自宅でのケアに加え、専門家による矯正治療も有効です。整骨院では、О脚の状態に合わせて骨盤や膝関節の矯正を行うことで、早期改善が期待できます。
О脚を予防する生活習慣
日常的に以下のポイントを意識しましょう。
- 左右均等に重心を取る
立ち姿勢では、片足重心ではなく左右均等に体重をかけるように意識します。 - 座るときの姿勢に気をつける
椅子に座る際は、足を組まずに真っ直ぐ座るように心がけましょう。 - 適度な運動
筋力が低下しないよう、日常的に適度な運動を取り入れましょう。散歩や軽い筋トレなどが効果的です。
日常生活での姿勢やエクササイズなどによって改善が期待できます。自分の体をしっかりとケアし、健康的な脚を目指して改善に取り組んでいきましょう!
お身体の不調にお悩みの方は、お気軽に蒲生東口整骨院へお越しください。