こんにちは。蒲生東口整骨院です。
肩こりに悩まれている方、多いですよね。実は肩甲骨周りのコリが原因となっていることが多いことをご存知ですか?
肩甲骨は肩や背中、首周りの筋肉と深く関わっており、この部分にコリが生じると肩こりや首の痛み、姿勢の悪化、さらには全身の不調に繋がることがあります。
今回は、「肩甲骨のコリ」についてお話します。
肩甲骨は、背中の上部に位置する平らな骨で、肩の動きを支え、体全体のバランスを保つ重要な役割を担っています。
〈肩甲骨のコリの主な原因〉
- 姿勢の悪さ:前かがみや猫背の姿勢は、肩甲骨の動きを制限し、筋肉が硬くなってしまいます。特にデスクワークやスマホを使う時間が長い人に見られます。
- 運動不足:肩甲骨周りの筋肉が使われないと、血流が悪くなり筋肉が硬くなります。日常的に肩甲骨を動かさない生活は、肩甲骨のコリを悪化させます。
- ストレス:精神的なストレスが溜まると、筋肉が緊張しやすくなります。特に肩甲骨周辺の筋肉は、無意識のうちに力が入ってしまい、コリを引き起こします。
- 筋力の低下:肩甲骨周りの筋肉が弱くなると、肩や首への負担が増し、コリが発生しやすくなります。さらに、背中の筋肉が弱くなると、肩甲骨が外側に引っ張られ、悪化します。
〈肩甲骨のコリが引き起こす不調〉
肩甲骨のコリは、肩や首だけでなく全身に様々な不調を引き起こします。
- 肩や首の痛み
肩甲骨のコリが進行すると、肩や首にまで痛みが広がります。特に、頭痛や首の痛みを感じる場合、肩甲骨の硬さが原因となっていることが多いです。 - 姿勢の悪化
肩甲骨が固まると、猫背や巻き肩になりやすく、全体の姿勢が崩れます。これにより、腰痛や背中の痛みが発生することがあります。 - 疲れやすさ
肩甲骨周りの筋肉が緊張していると、常に疲労を感じやすくなります。また、血流が悪くなるため、体全体に疲労が溜まりやすくなることもあります。
〈肩甲骨のコリを解消する方法〉
・肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、症状を緩和することができます
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- 肩を大きく回す(前後両方向)
- 両手を頭の後ろで組み、肘を開いたまま肩甲骨を引き寄せる
- 両手を後ろで組んで肩甲骨を寄せる
・肩甲骨はがしは、肩甲骨周りの筋肉をほぐして可動域を広げる効果的な方法です。自分で行うことも可能ですが、マッサージや整体で施術してもらうことも効果的です。
・肩甲骨周りの筋肉を強化することで、コリを予防することができます。肩甲骨を意識したエクササイズや腕立て伏せ、ダンベルを使った運動などがオススメです。
・肩甲骨周りを温めることで、血行が促進され、筋肉がリラックスします。ホットパックや温かいタオルを使うことや、入浴で全身を温めることが効果的です。
・ヨガやピラティスなど、全身を動かす運動を取り入れると、肩甲骨が柔軟になり、コリを予防できます。
〈肩甲骨のコリを予防するためのポイント〉
- 正しい姿勢を保つ:日常的に姿勢を意識し、背筋を伸ばして肩甲骨が広がらないようにしましょう。モニターの高さや椅子の位置を調整して、自然な姿勢を維持しましょう。
- 適度な休憩とストレッチ:長時間同じ姿勢でいると、肩甲骨が固まりやすくなります。1時間に1度は軽く肩甲骨を動かすストレッチを行い、体をリフレッシュさせましょう。
- 肩甲骨周りの筋肉を鍛える:肩甲骨を支える筋肉を鍛えることで、コリを予防できます。特に背中や肩の筋肉を意識した運動を定期的に行うと、肩甲骨が動きやすくなります。
肩甲骨のコリは、現代の生活習慣に深く関係しており、多くの人が悩む問題です。しかし、適度な運動や姿勢を正すことを意識することで、健康的な肩甲骨を保つことができます。
肩甲骨のこりや肩の痛みにお悩みの方は、お気軽に蒲生東口整骨院へお問い合わせください。